Birth
どこかに入ったようだけど、覚えてない。




気付いたら、トイレの便座が目の前にあって…




私はそこに、うずくまった。





「お前さー… 勘弁しろよな…」




呆れたような隼人の声が、背中の方から聞こえる。







吐いてスッキリした私は、そばにあった洗面台で顔を洗い、うがいをした。




もうメイクなんて、どうでもいい…





ふらつきながらトイレを出ると、何故か目の前に…


ベッド…




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