Birth
「う…ん…」



眠ったまま、俺の方へ向きを変える紺野。





そんな色っぽい声、出すんじゃねーよ!



調子狂うだろ…






「細いんだな… お前。」



思わず、つぶやく。




手も足も、思ってた以上に細い。



さっき思わず抱きしめてしまった時も、小さくて、柔らかかった…




いつも腰に手を当てて、偉そうに立ってるから、大きく見えてたけど。





やっぱり女なんだな…




当たり前だけど。






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