Birth
「涼子さん! 今どき、白馬の王子様って!!」
思わず吹き出した。
「いいじゃなーい! 独身の特権よ! いつまでも恋できて、ドキドキできて…」
涼子さんは何を想像してるのか、ウットリした顔。
そこに居るみんなも、クスクス笑ってる。
「私は… 白馬の王子より、白馬に乗った産婦人科医に来てほしい。」
私がそう言うと、その場の空気が少し沈んでしまった。
でも… 切実な思いなんだ。
助産師が出来ないなら、ここを辞めようかと思っているスタッフもいる。
私は… 出来れば、この病院で、今の仕事を続けたい。
今のスタッフは、とてもいい関係。
やる気があって、行動力もあって、明るい。
このメンバーで、やりがいのある仕事を、続けたかった。
思わず吹き出した。
「いいじゃなーい! 独身の特権よ! いつまでも恋できて、ドキドキできて…」
涼子さんは何を想像してるのか、ウットリした顔。
そこに居るみんなも、クスクス笑ってる。
「私は… 白馬の王子より、白馬に乗った産婦人科医に来てほしい。」
私がそう言うと、その場の空気が少し沈んでしまった。
でも… 切実な思いなんだ。
助産師が出来ないなら、ここを辞めようかと思っているスタッフもいる。
私は… 出来れば、この病院で、今の仕事を続けたい。
今のスタッフは、とてもいい関係。
やる気があって、行動力もあって、明るい。
このメンバーで、やりがいのある仕事を、続けたかった。