幼馴染なんて...大好きなんだから/// (仮)

それが嬉しくてわざと鍵を開けて
萩を心配させている。



こうでもしないと2人になれないから。




「萩って毎日告られてるよね?いいなぁ~!!
私もあんな可愛い女の子達に告白されたい!!!」



毎日必ず1回は告白されている。



最高で1日に12回告白されていた。



そして、それを聞いたり見たりしてしまうたびに私は泣いてしまう。



幼馴染だから好きだって言っちゃダメ...。



私の中でつくってる掟だ。



「何で女なんだよ!?
―――――――でも男じゃなくてよかった...。」



「何で??」



私の口から言葉が自然と出てきた。



萩はしまったという顔で慌てている。

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