嫌いなアイツは前の席【完】



相変わらず私の席は窓側の一番後ろ。



運よくまた同じ席になれた。



そしてアイツともさよなら。



授業中話し掛けられることも無くなったし、静かに授業を受ける事ができる。



打ち上げの次の日、気まずそうに話しかけてきたアイツ。



"綾乃‥‥おはよ"



いつものテンションは無くて、前の日の事を気にしてるんだと思う。



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