嫌いなアイツは前の席【完】



「何か用ですか?」



「ん~?ただ綾乃ちゃんと話したいなーって思って」



この人はニコッと笑いながら言う。



「そうですか。でも私もう帰るので」



私はそう言ってこの人の横を通りすぎようとした。




「まだ駄目だよ?」



「はい?‥‥っきゃ‥」



私は壁に押さえつけられた。



「離してくださっ‥‥!‥」



嘘でしょ‥‥?


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