嫌いなアイツは前の席【完】



「あはっ、うそだよ!それより、もう明日から話しかけていいよね?」



拓真はぽんっと私の頭に手をおきながら言った。



「‥‥ん」



私も話したい‥なんて、口が裂けても言わないけどね?



「よかった。じゃあ帰るね、また明日」



拓真はそう言って歩きだした。


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