嫌いなアイツは前の席【完】



「やった!」


こいつも図書室だということを忘れて、大声を出した。



さっきと同様、回りの人が一斉にこっちを見る。



「拓真‥‥しーっ‥」



さっきこいつがやっていた事と同じことをした。



「綾乃っ‥今の可愛いすぎるんですけど」



するとこのタイミングで意味の分からない事を言うこいつ。


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