嫌いなアイツは前の席【完】



「あ~っ!もう何なのアイツ」



私は部屋に入ってすぐベッドに寝転んだ。



なんで今日一緒に帰ったんだろ私‥



いつもなら絶対断るのに。



私はこんな流されやすい奴じゃないはず。



しかも


"やっぱ綾乃は笑顔が可愛い"


とか言ってきてさ‥



「うぅ~‥なんで顔熱くなるのよ私っ!」


私は熱を冷ますためにパチパチと自分の頬を叩き、顔を洗うために部屋を出た。


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