嫌いなアイツは前の席【完】



私は玄関に行き、ぺったんこサンダルを履いた。



下駄だと歩けないし、疲れちゃうから。



そして少しだけ鏡を見てから外に出た。




「お待たせっ」



玄関を出ると、私服姿の拓真が。



私は小走りで拓真の元へ行った。



「綾乃、浴衣着たんだ?」



「あ、うん‥お祭りだし‥」



‥‥なんて言うかな?


< 183 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop