嫌いなアイツは前の席【完】



休み時間になり、未だに後ろを向いている拓真。



「綾乃イライラしすぎ~」



なんて言いながら拓真はヘラヘラ笑っている。



「夏休み前は静かな授業を受けれたのに‥‥」



「俺がいなくて寂しかった?」



「はぁ?別に」



なんてね‥‥


ちょっと寂しかったけど拓真には言ってあげない。


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