嫌いなアイツは前の席【完】



「じゃあ何‥!?」


私は訳が分からず、少し強めに言ってしまった。



「あやっ」



奴がそう言い掛けた時、



「おーい、拓真ーっ」



奴の友達が呼んでいる声がした。



「‥‥あぁ、今行く」


奴はそう言うと、チラッと私を見て友達の方へ行った。


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