嫌いなアイツは前の席【完】



「‥‥え?」


私は起きた事が理解できずにいた。




すると誰かが私の頭にぽんっと手を乗せた。




「すいません先輩。この子、俺のなんで」



聞き覚えのある声。





アイツだ‥‥。



「気安く綾乃に触るなんて、先輩でも許しませんよ?」



アイツがそう言ったのと同時に私はアイツに手を引かれ、外へ出た。



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