嫌いなアイツは前の席【完】



「‥‥‥ごめんなさい」


そして何故か謝っている私。



「ん。これからは、ほいほい着いていかないこと!」



「はーい‥」


私が返事をすると、奴はニコッと笑い、



「ほら、午後の競技始まるから行こっか」



そう言って靴に履き替えた。



私も急いで靴を履き、奴の後を追った。
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