ずっとそばにいたのに.......
ちょっぴり恥ずかしそうに話す航祐が可愛く見えて、申し訳ないけど笑ってしまう。



「サイズ、覚えてたの?」

「見慣れた彼女のカラダだもん。そのくらいわかるよ。」

「ほんと?」

「当たり前じゃん。」

「航祐が選んでる所、想像しただけで笑っちゃうんだけど。」

「そう?」

「こういう感じのが好きなの?」

「好きっちゃ好きだけど、それより何より心優に似合いそうなのを選んだの。」

「ふ〜ん.......。」

「いいだろ。もう、この話はおしまい。」



照れた様子のフニャフニャの笑顔が、たまらなく愛しい。

私のために、初挑戦のお店で奮闘してくれたことも、すごく嬉しい。
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