ずっとそばにいたのに.......
テーブルの上にあったカナダのガイドブックを、稜が私に手渡した。
そうだ、一緒に行くんだから、ちょっとは勉強しておかなくちゃ。
「いきなり海外なんて、ごめんな。」
「ううん。そうじゃなきゃ、私、決断できなかったもん。それに、カナダなんて素敵じゃない? 海外転勤って、今、ほとんどアジアなんでしょ?」
「うん、そうだね。バンクーバーも日本企業の駐在員、どんどん減ってるんだって。日本人学校とかも、なくなっちゃったらしいし。」
「そうなんだ。でもカナダって日本語通じるところも多いし、稜が一緒だったら、全然大丈夫だと思う。頑張って、スピードラーニングでも始めようかな。」
「そうだな。俺も心優がそばにいてくれると思うと、心強い。お前が一緒にいてくれたら、何があっても頑張れそうな気がする。」
「うん、二人で頑張ろう。」
そうだ、一緒に行くんだから、ちょっとは勉強しておかなくちゃ。
「いきなり海外なんて、ごめんな。」
「ううん。そうじゃなきゃ、私、決断できなかったもん。それに、カナダなんて素敵じゃない? 海外転勤って、今、ほとんどアジアなんでしょ?」
「うん、そうだね。バンクーバーも日本企業の駐在員、どんどん減ってるんだって。日本人学校とかも、なくなっちゃったらしいし。」
「そうなんだ。でもカナダって日本語通じるところも多いし、稜が一緒だったら、全然大丈夫だと思う。頑張って、スピードラーニングでも始めようかな。」
「そうだな。俺も心優がそばにいてくれると思うと、心強い。お前が一緒にいてくれたら、何があっても頑張れそうな気がする。」
「うん、二人で頑張ろう。」