赤色ライオン
「浴衣買いに行きたいんだけど選んでもらっていい?それ着てくから。」

「あらあらあらあらあらあら!
彼氏とデート?いいわ、いーわぁ♪」

「な、何?彼氏じゃないよ?」

母のギラギラオーラに押され引く自分。

母はどこかこよみに似てる。

恋愛話だいすきなとことか、ちょい苦手、でも恋するって女の子を綺麗にしてくれる魔法の力をもってるってよくお母さんは言う。

そんなお母さんを見てるとお父さんの事をちゃんと好きなんだって感じる。

そんな一瞬一瞬に心が和らぐ。

お父さんとお母さんみたいに、ずっと仲良く居れる相手に自分も巡り会えるといいのになって感じさせられる。

「友達と行く。」

けど男の子もいるとはあえて言わない自分もいた。

だってめんどくさそうなんだもの。(笑)
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