【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
私が乗ったのを確認すると、


「しっかり掴まっとけよ?

行くぞ。」


と言った蓮はバイクを発進させた。


私は蓮のお腹に腕を回ししっかり掴まって、朝の風を受けていた。


「美怜着いたぞ。」


そう言ってメットを外した蓮。


私もメットを外し、蓮と私は大きな扉に向かった。



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