【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「むーり。

その顔、反則だから。」


そう言って私の首に顔を埋めてきた。


「っ?!蓮…やっ…めて//」


必死に蓮の体を押す。


蓮の吐息が首にかかりうまく力が入らない。


それでも、抵抗しようとすると私の両腕をつかんだ。


「んっ……蓮~!」


蓮を呼んでも返事はない。

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