【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「あれ?この子確か!……」
何かを思い出すように話し出した修。
「寝顔可愛い~♪」
まじまじと寝顔を見つめる慧人。
「一年生かな?」
と、話す葉佑に
「……なんでんなとこで寝てんだよ。」
文句をつけるはる。
「なんでこんな女がここにいんの?」
眉間にシワを寄せながら話し出す莉央に俺は、
「莉央、知ってるのか?この女のこと。」
「知ってるも何も噂になってんのみんな知らないの?!
いろんな男とっかえひっかえで、必ず家に泊まってはヤりまくるって言う噂の雨宮美怜よ!
私の友達この女のせいで彼氏とわかれちゃったんだから!!」
怒りながら興奮ぎみに話す莉央に、
「なぁ~んだ。僕そういう女だいっきらーい♪」
笑いながら慧人が女を見下す。
「あぁ~!だから俺知ってたんか!いつだったかアイちゃんが言ってたな~。
超美人だけど中身は最悪の女がいるって!
一度会ってみたいと思ってたんだよね~。
この子かぁ~」
女の前でしゃがみこみ見つめる修。
「だれだよ、アイちゃんて」
「え?この前遊んだ子~♪」
「あっそ。」
「聞いてきたのにそれはないでしょ、はるくーん」
「うっせぇ。」
と、こんな会話をするはると修。
その時
「この子なんて呼ばれてるか知ってる?」
莉央が言い出す。
「なになに~?」
笑顔で聞く慧人。
「うん。この子ね。みんなに、―「天使の皮を被った悪魔」
莉央が言おうとした瞬間、フェンスに寄り掛かり寝ていたはずの女がこちらを向いて話していた―――
〜蓮司side end〜
何かを思い出すように話し出した修。
「寝顔可愛い~♪」
まじまじと寝顔を見つめる慧人。
「一年生かな?」
と、話す葉佑に
「……なんでんなとこで寝てんだよ。」
文句をつけるはる。
「なんでこんな女がここにいんの?」
眉間にシワを寄せながら話し出す莉央に俺は、
「莉央、知ってるのか?この女のこと。」
「知ってるも何も噂になってんのみんな知らないの?!
いろんな男とっかえひっかえで、必ず家に泊まってはヤりまくるって言う噂の雨宮美怜よ!
私の友達この女のせいで彼氏とわかれちゃったんだから!!」
怒りながら興奮ぎみに話す莉央に、
「なぁ~んだ。僕そういう女だいっきらーい♪」
笑いながら慧人が女を見下す。
「あぁ~!だから俺知ってたんか!いつだったかアイちゃんが言ってたな~。
超美人だけど中身は最悪の女がいるって!
一度会ってみたいと思ってたんだよね~。
この子かぁ~」
女の前でしゃがみこみ見つめる修。
「だれだよ、アイちゃんて」
「え?この前遊んだ子~♪」
「あっそ。」
「聞いてきたのにそれはないでしょ、はるくーん」
「うっせぇ。」
と、こんな会話をするはると修。
その時
「この子なんて呼ばれてるか知ってる?」
莉央が言い出す。
「なになに~?」
笑顔で聞く慧人。
「うん。この子ね。みんなに、―「天使の皮を被った悪魔」
莉央が言おうとした瞬間、フェンスに寄り掛かり寝ていたはずの女がこちらを向いて話していた―――
〜蓮司side end〜