【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「龍平………離して…よ。」


私は声を振り絞って、龍平を押す。


すると、


「みぃ…!俺達お前のことずっと探してたんだぞ?!

それなのに…何だよ!なんで狼王と一緒なんだよ!」


藍都が叫んだ。


黒龍のみんなは私のことをみぃと呼ぶんだ。


「みぃ。ほんとに俺達心配したんだよ?

どうして…離れたりしたの?」


瑠樹が苦しそうに話す。


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