【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
話すって決めたのに。


仕方なく…帰ることにした。


帰ろうとしたら急に腕を掴まれた。


振り返ると知らない男…たちだった。


「あの、何ですか?」


睨みながらきく。


「雨宮…美怜だよな?

ちょっと、ついてきてくれるかな?」


ニヤリと笑った男。


「嫌。」


一言だけそう言うと、男は


「神田組って言っても?」


………なんで。


仕方なくついていくことにした。


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