【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
私も応えるように、龍平の腕を強く握った。
「違う…違うよ?
私が傷付けたの。皆を傷付けて…居なくなった。
ごめんなさい。
でも、これだけは言わせて?
黒龍が飽きたからとか嫌になったからとか狼王のほうがいいからとか…絶対にそれで離れた訳じゃないの。
信じて…ください。」
涙が出そうだった。
「あぁ。分かってる。
ただ本当のこと教えて欲しい。
何故俺等から離れたのか。
狼王のところにいるのか。
お前は…理由があってのことだろう?
教えてくれ…みぃ。」
「違う…違うよ?
私が傷付けたの。皆を傷付けて…居なくなった。
ごめんなさい。
でも、これだけは言わせて?
黒龍が飽きたからとか嫌になったからとか狼王のほうがいいからとか…絶対にそれで離れた訳じゃないの。
信じて…ください。」
涙が出そうだった。
「あぁ。分かってる。
ただ本当のこと教えて欲しい。
何故俺等から離れたのか。
狼王のところにいるのか。
お前は…理由があってのことだろう?
教えてくれ…みぃ。」