【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「蓮?!」


バイクから降りて近づく蓮に私も駆け寄った。


「ったく…電話でねぇと思ったら倉庫に置きっぱなしだし、学校行ってみたらもういねぇし。

探してたら一人で歩いてるし。

………良かった。居なくなったかと思った。」


蓮が安心したように口にする。


「携帯そこにあったんだ!

ごめんね?蓮。探してくれてありがとう。

私は…居なくならないよ!」


そう言ってバイクに向かう。


その後をついてくる蓮。


そして私達は倉庫に戻った。


蓮…あなたは必ず私を見つけてくれるね。


ありがとう。
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