【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「はい。」


電話に出ると、


『俺。着いたからそっち行くな?』


龍平からだった。


「うん、わかった。」


そう言って電話を切った。


私達は幹部部屋で待っていた。


いつも騒いでる皆は今日は静かだった。


すると、


―ガラッ


狼王の子がきて


「蓮さん!黒龍の総長たちが来てますけど…どうしますか?」


焦ったように話す。


蓮は


「大丈夫だ。

ここに通してくれ。」


そう言った。

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