【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「うわー、今のはやられたー」


と、ずっと訳のわからないことを言っていた。


もうほっとこう。


そして颯くんの採寸を順調に進めていると、


「おいおーい、美怜ちゃーん?

それはいけないっしょ〜」


聞き覚えのあるうるさい声が教室のドアから聞こえた。


すると…


「「「「きゃーーーーー!!!!!」」」」


クラス女子からの悲鳴にも聞こえる叫びが教室に響いた。

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