【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「皆ゴメンね?作業続けよう。」


クラスの皆に謝ると、


「美怜すごーい。」

とか、

「蓮司さん、黙らした…。」


いろんな声が聞こえた。


それに苦笑いし、採寸途中の颯くんのところに戻った。


「ゴメン!颯くん。さっさと終わらしちゃお♪」


メジャーを持って近づいた。


「美怜すげぇな。あの人に強く言えるなんて…」


少しポカンとしながら颯くんが言った。

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