【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「ん?なに、美怜照れてんの?」


ニヤッと笑うはるがいた。


「べ、べつに照れてなんかないよ!」


ふっとはるのほうを向くといつの間にかテーブルに両手をついていたはる間にはさめられていた。


「なぁ、美怜照れてんの?」


再度同じことを聞くはる。


「だ、だからっ…て言うかはる近いよっ」


はるを押すがビクともしない。
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