【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「嫌がってるじゃないですか?

先輩たち、周り見えてます?

女の子たち引いてますよ?」


ニコッと微笑みながらそういった。


「ちっ。お前らいこーぜ。」


男の先輩たちは足早に行ってしまった。


「ほんと、ここで誘うなっつの。

君たち大丈夫だった?」


助けてくれた先輩が心配そうに顔を覗き込んできた。
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