【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
二人の後をついて行く様に帰る私。


「あの、何か言いたいことでもあるんですか?」


前にいる二人に問いかけた。


すると二人は急に立ち止まり、


「あるから、こうやってわざわざ帰ってるんでしょ?」


さっき倉庫にいた時とは全然違う話し方で言った咲歩さん。


やっぱりね。私も猫被ってたから分かるんだよね(笑)


「それで?要件はなんですか?」


さっさと終わらせて欲しい私はすぐさま聞いた。

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