【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
すると龍平は私の手を離し目の前に来て屈んだ。
「俺さ、この前の海のこと黒龍の皆に話したんだ。
ごめんな?勝手に話したりして。
でもきちんと言わないとって思った。
美怜を見つけたことも、美怜が今いる場所も…そこにいたいっていう美玲の決意も。
正直…裏切られたって言ってた奴らも少なくはない。
ずっと探してた奴だからな?大事な奴だって皆が今でも思ってるし。
お前が離れた本当の理由も実際よく分からない。
それでも美怜には美怜なりの考えがあって決断したんだろ?
だから俺はお前を信じてるよ。
いつかきちんと話してくれたらそれでいいんだ。俺たちを頼ってくれ。な?」
龍平は優しく微笑んだ。
「俺さ、この前の海のこと黒龍の皆に話したんだ。
ごめんな?勝手に話したりして。
でもきちんと言わないとって思った。
美怜を見つけたことも、美怜が今いる場所も…そこにいたいっていう美玲の決意も。
正直…裏切られたって言ってた奴らも少なくはない。
ずっと探してた奴だからな?大事な奴だって皆が今でも思ってるし。
お前が離れた本当の理由も実際よく分からない。
それでも美怜には美怜なりの考えがあって決断したんだろ?
だから俺はお前を信じてるよ。
いつかきちんと話してくれたらそれでいいんだ。俺たちを頼ってくれ。な?」
龍平は優しく微笑んだ。