【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「美怜、着いたぞ。」


そしてバイクから降り倉庫に入った。


下の皆に私は謝った。


迷惑を掛けてしまった事と探してくれた事にお礼を言った。


皆は笑顔で無事で良かったと言ってくれた事に少し胸が痛んだ。


それでも私は笑顔で返事し、蓮と二階に行き幹部室に入った。


その時、


「美怜っ…!ごめんねっ…

私、あの電話で気付いてあげれなかった…」


莉央が泣きながら抱き付きついて謝ってきた。


「莉央。無事で良かったよ。

莉央に何にもなくて良かった。」


私も莉央をぎゅっと抱き締め返した。
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