【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
車から降りて、私は目の前にある倉庫に絶句した。


……これが倉庫?


大きすぎる。


目の前にあるこれでもかと言うくらいの大きな倉庫に目を丸くした。


そしてこれまた大きな扉には狼が描かれていた。


呆気にとられていると、


「美怜?行くぞ。」


蓮に呼ばれた。


少し緊張しながらも開いた大きな扉に入っていく皆につづいた。

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