【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「皆、ごめんね?私のせいで悪く言われてた」


部屋に入って私は皆に謝った。


「美怜は謝ることないよ。あいつらも説明すれば、分かってくれるから」


私を安心させるようにいった葉佑。


「ところで、…皆。俺は美怜を狼王の姫にしたい。……どうだ?」


急に真剣に話し出した蓮。


「俺は…いいよ。寧ろ美怜がいいと思う。」


始めに口にしたのは、はるだった。


「僕も~♪」


続いて慧人。


「俺もいいぜ~」

ニヤッと笑った修。


「俺も全然構わないよ。後は下のやつらだけだね。」

と葉佑。


「良かったね!!美怜~」

私に微笑んだ莉央。

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