【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
たまたまクラスが一緒のけんとと並んで教室に向かう。
―ガラッ―
扉を開けると、
「うわっ。雨宮美怜とクラス一緒じゃん。最悪~」
「え?だれだれ~?」
「ほら!天使の皮を被った悪魔って呼ばれてる、あの雨宮美怜よ!
だれとでも寝るって有名の!」
「あ~!あの子が!めっちゃ美人だね~」
「容姿だけよ。中身なんて腐ってる。汚ない女じゃん?」
「言えてる~(笑)」
クスクスと笑いながら聞こえるように話すケバい女二人。
あ~言っとけ。
こんなのには慣れてる。朝からご苦労ですこと。
そんなことを心の中でケバい女二人に語りかけながら黒板に貼られている座席表を見に行く。
一番後ろの窓際か。いい席じゃん!
確認してから自分の席に座る。
―ガラッ―
扉を開けると、
「うわっ。雨宮美怜とクラス一緒じゃん。最悪~」
「え?だれだれ~?」
「ほら!天使の皮を被った悪魔って呼ばれてる、あの雨宮美怜よ!
だれとでも寝るって有名の!」
「あ~!あの子が!めっちゃ美人だね~」
「容姿だけよ。中身なんて腐ってる。汚ない女じゃん?」
「言えてる~(笑)」
クスクスと笑いながら聞こえるように話すケバい女二人。
あ~言っとけ。
こんなのには慣れてる。朝からご苦労ですこと。
そんなことを心の中でケバい女二人に語りかけながら黒板に貼られている座席表を見に行く。
一番後ろの窓際か。いい席じゃん!
確認してから自分の席に座る。