その恋の行方は…【完】
3
あれから、本当に…
本当にほのかからは何も連絡がこなくなった。
花火の日から最初に来た月終わりの週。
しばらくはと我慢していたが、試しにこっちからメールをしてみた。
でも、ほのかからやはり返信はなかった。
ただ、届かないわけではないので、拒否されているわけでない事しかわからなかった。
いつもは何となく月末近くになると、お互いどちらからかメールで連絡を取り合って、
どこかで会う…
それは最初の頃は眞人を探すことが目的だったが…
それでも俺にとってはほのかと居られれば何でもよかった。
そんな5年も続けてきた習慣が初めて…
途切れた。本格的な断絶。
まあ、元々男女の仲でもなかったし、付き合っていたわけじゃない…
そう自分に言い訳をしてみても、正直きつかった。
なんで何年経っても諦めないんだと詰め寄りたかった。
本当はほのかに恋人として触れたかった。
触れたことはあっても、抱きしめたことはあっても所詮…
友達。
でも俺だって男だ。できるだけ、そう辛抱に辛抱を重ねても…
いつか限界は来る。
そうやって限界を超え、どうしても我慢できなくなると、自分の衝動を治めるため、
夜の街に彷徨い出て女を抱いた。
本当にほのかからは何も連絡がこなくなった。
花火の日から最初に来た月終わりの週。
しばらくはと我慢していたが、試しにこっちからメールをしてみた。
でも、ほのかからやはり返信はなかった。
ただ、届かないわけではないので、拒否されているわけでない事しかわからなかった。
いつもは何となく月末近くになると、お互いどちらからかメールで連絡を取り合って、
どこかで会う…
それは最初の頃は眞人を探すことが目的だったが…
それでも俺にとってはほのかと居られれば何でもよかった。
そんな5年も続けてきた習慣が初めて…
途切れた。本格的な断絶。
まあ、元々男女の仲でもなかったし、付き合っていたわけじゃない…
そう自分に言い訳をしてみても、正直きつかった。
なんで何年経っても諦めないんだと詰め寄りたかった。
本当はほのかに恋人として触れたかった。
触れたことはあっても、抱きしめたことはあっても所詮…
友達。
でも俺だって男だ。できるだけ、そう辛抱に辛抱を重ねても…
いつか限界は来る。
そうやって限界を超え、どうしても我慢できなくなると、自分の衝動を治めるため、
夜の街に彷徨い出て女を抱いた。