笑ってくれますように



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「……んぅ……」



あれ?


いつの間に寝てたんだろ……?




慌てて時間を確認すると、もう普段の私なら下校を始めている時間。



「熱……」



だるさがまだ抜けない。


鼻も詰まってるし……



これはいよいよまずいな。




「……帰ろう。」



早く帰って、寝よう。


あいにく今日は親が帰るのが遅くなる日。


2人とも飲み会らしいのだ。




「えっと……そうだ鞄。」



一回教室に戻ろうとして、ベッドから下りた時だった。




ガラッ



「先生いますか?」



あれ?



この声って……





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