keep dream
33
「それより、探せよ」
「なにを?」
「アイツが帰ってきたって事は、それなりのもん持ち帰ってると思うぞ。
探せよ。オマエの夢にバッチリくる家具をさ」
「ありがとう。谷原」
「ああ。オレも迎えに行ってみるよ。オレのワガママを黙って、ほっておいてくれた彼女をさっ」
「・・・」
「まぁ、待ってるかは分らないけどな。」
「谷原・・・」
「なんてな大丈夫だよ。心配するな。」
そう言って私を抱きしめると
「幸せになれよ。心」
「うん。初めて名前で呼んでくれたね。」
「最初で最後だ」
「谷原・・」
私達は三年間を抱きしめ、長い長いキスで思い出をお互いの心の中へ押し込んで別れた。
・
「なにを?」
「アイツが帰ってきたって事は、それなりのもん持ち帰ってると思うぞ。
探せよ。オマエの夢にバッチリくる家具をさ」
「ありがとう。谷原」
「ああ。オレも迎えに行ってみるよ。オレのワガママを黙って、ほっておいてくれた彼女をさっ」
「・・・」
「まぁ、待ってるかは分らないけどな。」
「谷原・・・」
「なんてな大丈夫だよ。心配するな。」
そう言って私を抱きしめると
「幸せになれよ。心」
「うん。初めて名前で呼んでくれたね。」
「最初で最後だ」
「谷原・・」
私達は三年間を抱きしめ、長い長いキスで思い出をお互いの心の中へ押し込んで別れた。
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