特別番外編・暗闇の鎌・中国人ストーカー
 この中国人とドア越しに目があったのだ。


一分間くらい見つめ合った。体感的には、かなり長い時間に感じられた。ねちっこい視線だった。


中国人は目をそらし、他の車両へと移った。


一体なんだったんだろう?


気味悪く不安に陥った。


そう直感を感じる場合は、避けたほうが良いものだ。


今度からは違う車両に乗ろう。

そう決めた。
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