ヘビロテ躁鬱女
「どうしたんだ狂子!」


驚いて声を上げた輝だが、慌てて小声になり、「やっと呼んでくれたね。嬉しいよ」と返事をした。


消えた照明器具に、スイッチを今入れたようにパッと明るくなった表情。潤んでる瞳。


その嬉しさが、空気から伝わってきた。


「輝さん。ネギマ6本、つくね4本オーダーアルネ」


「おう! 今すぐにやるよ。なんだか狂子に元気もらっちゃったなぁー! よーし、張り切って焼くぞ!」


「くすくすっ。頑張ってね!」
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