ヘビロテ躁鬱女
「かんぱーい!!!! お疲れ~!」


私と小雪さん、衣舞、三人で馴染みの白樺へやって来た。


小雪さんと飲むのは久しぶりなので、心が踊っていた。


「くっはぁー美味しい! この為に生きてるね!!!!」


「やだー小雪さん、おっさんみたい!!」


「衣舞! 言ってくれるじゃん!」


暗い闇に灯される明かりみたいに、二人は私に欠かせない人達だった。
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