ヘビロテ躁鬱女
「ただいま……狂子。いつまで仕事を休むつもりだ? 小雪さんや代わりに出勤している守も大変そうだったぞ?」


「……うん」


仕事を私は休んでいた。


なにもかも、だるい。面倒臭い。


「気分が乗らなくても明日は出勤しないと駄目だぞ」


「なんで?」


ベットから潜っていた私は、亀のように顔を出した。


「店長の結婚祝いがあるんだ。明日から出勤するらしいよ。

ちなみに愛子も出勤するそうだ」
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