ヘビロテ躁鬱女
「分かった。明日は仕事に行くね……そうだ、洋服や下着を少し取ってこようかな。もう着る物がなくなちゃった」


「今からか?」


時計の針は23時を指そうとしていた。


「一駅で近いし、歩ける距離だから。直ぐに戻ってくるよ」


「……そうか。気をつけて行けよ」


「うん!」


少しだけ殻を破ったかのように、ベットから飛び起きバックを持った。
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