ヘビロテ躁鬱女
同じ呼吸、同じ温もり、同じ唇、同じ指先。
「ああ……鉄平」
「和歌子って欲しがり……だよね」
いつもと同じはずなのに、重ねていくたびに、どこかひんやりとする……
なんでなの? もっと心を通わせたいのに!
――でも私はまだ、無邪気な貴方を信じている。
「……好きだよ、鉄平」
見下ろす鉄平を潤んだ瞳で見上げた。二人の甘い時間。長く続くと信じて、体を熱くした。
「ああ……鉄平」
「和歌子って欲しがり……だよね」
いつもと同じはずなのに、重ねていくたびに、どこかひんやりとする……
なんでなの? もっと心を通わせたいのに!
――でも私はまだ、無邪気な貴方を信じている。
「……好きだよ、鉄平」
見下ろす鉄平を潤んだ瞳で見上げた。二人の甘い時間。長く続くと信じて、体を熱くした。