ヘビロテ躁鬱女
乾杯の音頭がせっつかれ、慌てて入り口前の私の横に、横溝は座った。
この人。煙草をめちゃくちゃ吸うから、隣は嫌なんだけどなぁ……。
「関田店長は締め作業があるらしいので後から来ます。俺が変わりに挨拶させて貰います!
え~、今日は森園愛子さんの歓迎会ということで、みなさん、親睦を深めましょう! かんぱ~い!」
――乾杯!!!!
お疲れ様と言い合いながら、グラスをぶつけ合う仲間たち。皆が皆、生き生きとした表情でお酒を口にした。
「料理は適当に頼みますね! お酒の追加は私に言ってください!」
座敷の壁に備え付けてある、注文用の電話付近に居た和歌子は気を利かせて言った。
この人。煙草をめちゃくちゃ吸うから、隣は嫌なんだけどなぁ……。
「関田店長は締め作業があるらしいので後から来ます。俺が変わりに挨拶させて貰います!
え~、今日は森園愛子さんの歓迎会ということで、みなさん、親睦を深めましょう! かんぱ~い!」
――乾杯!!!!
お疲れ様と言い合いながら、グラスをぶつけ合う仲間たち。皆が皆、生き生きとした表情でお酒を口にした。
「料理は適当に頼みますね! お酒の追加は私に言ってください!」
座敷の壁に備え付けてある、注文用の電話付近に居た和歌子は気を利かせて言った。