ヘビロテ躁鬱女
「まさか嘘だぁ! だって初日だよー? それは、ないっしょ」
和歌子が鉄平を睨んだ。
「本当だってば! どんな意図なのかは知らないけどね! 新庄さんだって見ていたはずだから、聞いてみなよ」
「お前ら、いつまで経っても乾杯できねぇーだろ!? 早く来いよ!」
カラオケのドアを開け、眉間にしわを寄せた輝が怒鳴った。
「す、すみませーん! 今すぐに参りまぁ~す! ……取り合えず、今の話は広めないでよ! 問題になるのは嫌だからね。ささ、もっと飲もうよー!」
――新庄さんが驚いたのは、話の内容じゃなかったんだ……。
あの人、一体なんなの? 私への態度も変だし、どんな人なの?
和歌子が鉄平を睨んだ。
「本当だってば! どんな意図なのかは知らないけどね! 新庄さんだって見ていたはずだから、聞いてみなよ」
「お前ら、いつまで経っても乾杯できねぇーだろ!? 早く来いよ!」
カラオケのドアを開け、眉間にしわを寄せた輝が怒鳴った。
「す、すみませーん! 今すぐに参りまぁ~す! ……取り合えず、今の話は広めないでよ! 問題になるのは嫌だからね。ささ、もっと飲もうよー!」
――新庄さんが驚いたのは、話の内容じゃなかったんだ……。
あの人、一体なんなの? 私への態度も変だし、どんな人なの?