ヘビロテ躁鬱女
火種
――狂子は俺と付き合うことにしたから。
そんな大事なことを勝手に決めないで! 新庄さん!
――狂子さん……俺を弄んだの?
鉄平違うよ、誤解だよ。
――狂子、新庄さんと付き合うんだ? 凄く意外。私引くわ。
和歌子、話を聞いて欲しい。
――男好きなんですね。狂子さんは。分かる気がします。自己中っぽいですもんね。
衣舞さん。あんな人と仲良くするの止めましょう?
……愛子、衣舞。
次から次へと表情がグルグルと回る。
私は夢の中で、みんなから責められていた。静かに見守っていたのは、あまり好きではない横溝輝だった。
そんな大事なことを勝手に決めないで! 新庄さん!
――狂子さん……俺を弄んだの?
鉄平違うよ、誤解だよ。
――狂子、新庄さんと付き合うんだ? 凄く意外。私引くわ。
和歌子、話を聞いて欲しい。
――男好きなんですね。狂子さんは。分かる気がします。自己中っぽいですもんね。
衣舞さん。あんな人と仲良くするの止めましょう?
……愛子、衣舞。
次から次へと表情がグルグルと回る。
私は夢の中で、みんなから責められていた。静かに見守っていたのは、あまり好きではない横溝輝だった。