【完】結婚からはじまる恋《2》
ー優也side-
仕事を終え、今夜の予定は空白。
俺は知り合いの探偵・妻夫木(ツマブキ)とクラブで待ち合わせした。
彼の本職は個人トレーダー。
探偵の仕事は趣味していた。
ガンガン流れる重低音のミュージックの中。
俺と妻夫木は並んでカウンターバーのスツールに座る。
「あの奥様が浮気ね…」
一緒にタクシーから降りて、自宅マンションへと見知らぬ男性と入っていく奥様の写真をジッと見つめる。
漏れてくる不気味が笑いが抑えられない。
「…新妻は欲深いなぁ」
「…ははっ」
俺が誘惑しなくても、奥様には他の男が居たんだな。
俺は妻夫木に報酬の入った封筒を渡す。
「…サンキュー」
妻夫木は先にクラブを出ていった。
俺は知り合いの探偵・妻夫木(ツマブキ)とクラブで待ち合わせした。
彼の本職は個人トレーダー。
探偵の仕事は趣味していた。
ガンガン流れる重低音のミュージックの中。
俺と妻夫木は並んでカウンターバーのスツールに座る。
「あの奥様が浮気ね…」
一緒にタクシーから降りて、自宅マンションへと見知らぬ男性と入っていく奥様の写真をジッと見つめる。
漏れてくる不気味が笑いが抑えられない。
「…新妻は欲深いなぁ」
「…ははっ」
俺が誘惑しなくても、奥様には他の男が居たんだな。
俺は妻夫木に報酬の入った封筒を渡す。
「…サンキュー」
妻夫木は先にクラブを出ていった。