【完】結婚からはじまる恋《2》
* * *
俺は早々に帰宅した。
「お帰りなさい…頼」
「ああ…それより、メールした通り…俺は週末…出張でタイに飛ぶ…」
「そうですか・・・では、出張の準備をしないと」
「そーだな」
深幸は俺が出張に行くのに全然、寂しい素振りを見せなかった。
浮気相手と会えると内心、喜んでるのか?
疑いたくないが、証拠の写真がある以上。
疑いは心から拭えない。
俺はネクタイを外しながら、奥の寝室に向かう。
深幸は鼻唄を歌いながら、俺の後ろをついて来た。
鼻唄まで歌いやがって…
「おいっ!?俺のタイ行きはそんなに嬉しいのか?」
「えっ!?いえ…今夜の唐揚げが上手に出来たから…私…揚げ物は苦手でなんです」
俺は早々に帰宅した。
「お帰りなさい…頼」
「ああ…それより、メールした通り…俺は週末…出張でタイに飛ぶ…」
「そうですか・・・では、出張の準備をしないと」
「そーだな」
深幸は俺が出張に行くのに全然、寂しい素振りを見せなかった。
浮気相手と会えると内心、喜んでるのか?
疑いたくないが、証拠の写真がある以上。
疑いは心から拭えない。
俺はネクタイを外しながら、奥の寝室に向かう。
深幸は鼻唄を歌いながら、俺の後ろをついて来た。
鼻唄まで歌いやがって…
「おいっ!?俺のタイ行きはそんなに嬉しいのか?」
「えっ!?いえ…今夜の唐揚げが上手に出来たから…私…揚げ物は苦手でなんです」