【完】結婚からはじまる恋《2》
高井田さんは私の代わりに危険な目に…



私は慌てて普段着からスーツを着て、部屋を飛び出した。




「奥様…どこに行かれるんですか?」



私が出ると優也さんが立っていた。



「優也…さん!?私…どうすればいいんですか?」



優也さんをあてにはしたくなかったけど。


今、頼りにできるのは優也さんしかいない・・・




「…俺に詳しく話してください…」



私は優也さんを部屋に招き入れて…すべてを話した。



「あの大江弁護士がね…大胆なコトをする…よっぽど、切羽詰っているんですね」



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